プリザーブドフラワーとは

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生花に近い質感、生花にない色

プリザーブドフラワー (preserved flower) とは、綺麗な状態で長期間(半年~3年位)保存することができるように、人体に無害な専用の溶液を用いて加工された花のことです。
手触りは生花に近い柔らかさがあります。 また一度脱水・脱色し、着色料・保存液を吸わせているので自然界にない色のお花も作ることができます。
ブルーや黒、レインボー、ラメ付きのバラなど、幅広い色の組合せが可能です。

生花に近い質感、生花にない色

花の種類とサイズ

最近はプリザーブドフラワーの種類もかなり増えてきましたが、 生花やアーティフィシャルフラワーに比べるとまだまだ種類は少ないです。

一番種類が豊富なのは、時期に関係なく安定した供給ができるバラで、たくさんの色やサイズがあります。
他には、ガーベラ、カーネーション、かすみ草、アジサイ、菊、ジャスミン、プルメリアなどがあります。 非常に高価な花材としては、カサブランカ(ユリ)、胡蝶蘭、カラー、スズラン、チューリップ、トルコキキョウ、ひまわりなどがありますが、値段もさることながら、入手が非常に困難なものがほとんどです。

お供え花が大人気!

お仏壇にはかかせないお供え花。
いつも綺麗な状態で飾っておきたいですよね!
しかし、十分な手入れができなくて悩まれている方がたくさんいます。

なぜ、プリザーブドフラワーのお供え花なの??
それは、以下のような悩みが解決できるからです♪

  • 暑い時期、生花だとすぐ傷んでしまう
  • 傷むと、臭いがしたり虫が寄ってくるので衛生的によくない
  • 忙しくて毎日の水替えができない
  • 長期不在にするため、生花を飾っておくことができない
  • 生花を買いに行く時間がない
  • 生花代をおさえたい
  • 年配の方には毎日の重い水替えが負担
  • お供え花を飾る場所が高いので危険
  • 花粉アレルギー、生花の香りが苦手

このような悩みを解決できるのが、プリザーブドフラワーなのです!

お仏壇に飾るのは生花でないといけないのでは?というイメージが強いですが、
暑い時期、手入れが行き届かなくて小さな虫が発生したり、生花に虫がついていて仏壇に使われている金箔などを食べてしまったりすることがあるそうです。
仏壇店の方でも、生花はなるべく仏壇の中に入れないでほしいとお伝えしているところもあるくらいなんですよ。

かといって、造花を飾るのは見た目が安っぽかったりして抵抗がありませんか?
元気がなくなって、くたっとなっている花を飾っているのは切なくなりませんか?

そこで、生花や造花に代わるものとして見た目も生花のように美しく、お手入れがほとんどいらないのに長持ちするプリザーブドフラワーが近年とっても人気で需要が増えているのです!

プリザーブドフラワーの管理と注意点

  • 水をかけないでください。湿気に弱く、湿気が多い場所に置くと花びらが透けたようになりますのでご注意ください。上記のような状態になった場合は、乾燥剤と一緒に密閉した箱に入れ、湿気をとばしてあげると元の状態に戻りやすくなります。乾燥させすぎには注意してください。
  • エアコンなど、直射風があたらないようご注意ください。乾燥しすぎると、花びらがひび割れることがあります。
  • 直射日光・埃は傷み、色あせの原因となりますので、お気をつけください。
  • 布などに長時間接したままにしておくと、色移りすることがあります。特に湿度の高いとき、また濃い色のお花はご注意ください。
    周りの物に長時間触れないように十分注意して飾ってください。
  • プリザーブドフラワーは傷つきやすい繊細なお花です。
    運搬する場合には、 お花が動かないようにしっかりと箱に固定して持ち運んでください。飛行機に乗る場合には、機内に持ち込んでください。